なんでもいいから、上手さよりは個性を身に着けよう

さてーと、いよいよ、人前で歌ってみたいと決心をして、趣味としてのライブ活動をはじめようとしたわけです。

学生時代にバンドを組んだことも、音楽活動すらやったことがないため、何から始めればいいのか、ぜんぜん見当も付きませんでした。

何もわからなくて、はっきりすることは何もないにしてもひとつだけ、はっきりしていることはありました。

舞台に立ち、歌うためには、何か得意な歌がないと話しになりません。

普通の歌をいまさら猛烈に練習しても、僕よりもうまい人が五万といそうな気がして、何か個性的でいい歌を見つけて、それを武器にしようと思ったわけです。

なんでも突き抜けてたら、それは武器。すなわち個性。

で、決めた歌が「SteelheartのShe's Gone」という歌です。

Steelheartのボーカル「ミレンコ・マティアヴィッチ」氏は、この歌で、地声でmid1GからhiGまでの音域をカバーして歌っています。

当時の僕の最高音は、おそらく「レミオロメン」さんの粉雪がかろうじて歌えるレベルだったと覚えています。粉雪の最高音は地声+裏声でhiAくらいです。素人以下の僕は、”男としてはこれくらい歌えるとうまいだろう”とうぬぼれていたくらいでした。

で、「SteelheartのShe's Gone」を歌ってみたら、何かがのどに突っかかって、声が出ない!!

まるで、魔女に声を奪われた人形姫の気持ちがはじめてわかったかのような(笑)。

かなり古い音源ですが、「SteelheartのShe's Gone」です。

(※Youtubeで見つけて張りました、リンクが切れていましたら連絡ください、別の張ります!)

いかがでしょうか?

hiGのロングトーンが迫力満点だと僕は思いました。このサビのhiD#-hiD-hiCの強力なハイトーンボイスの連弾は、

これは武器になる!

と僕に確信をもたらしてくれました。

で、1年も独りでもくもくと会社の昼休み時間に近くの川辺で練習した結果がこれです。

1年練習しても、まだ、うまいとはお世辞にも言えないレベルですが、、、


いかがです?

まだぜんぜん似ても似つかないレベルでありますが、最高音の位置が確かに上がりました。

まだこの歌はうまく歌えてないですが、練習してうれしいことがありました。

僕自身の最高音が上がったことで、今までかろうじて歌っていた歌に余裕ができました。

今まではいつも好きな歌をギリギリのところで歌っていたのですが、余裕ができたら、歌に感情をこめて歌えるようにできた気がしました。

歌の技量などは、ぜんぜんですが、感情がこめられたことで、何だか少しうまくなった気がしました。技量とは違いますが、歌に伝わる感情が載せられたかどうかは、明らかに一歩前進にしたに違いありません。hiAだった音域をどうやってhiGまで引き上げられたかは、いつか、僕が練習した発声法として記事でまとめようと思いますが、一ついえることは、

考えて考えて、いろいろ勉強、しました。

だって、僕は音楽経験皆無で、最初は音の高さの名前とかの概念すらありませんでしたから、なぜ歌える曲と歌えない曲があるのかもちゃんと理解できてなかったのです。単に素人的な感覚で、この曲は高くて歌いづらいかな~て程度で、高さの感覚すら持っていませんでした。なので、後、どれくらいの自分の音域が足りないかとかも把握できなかったし、それでは効果的な攻略法すら見いだせないのです。

最初は、攻略法を見つけ出すのが大変で、お金払って楽に攻略法を得ようと、ボイストレーニング教室のドアをノックしたこともありましたが、確かにボイトレ先生の歌はすばらしかったのですが、習えるのはボイトレ先生が持っている技量だけです。

ボイトレ先生がこの歌を歌えない時点で、教わる手段なし!とあきらめ独学の道を歩みました。

しかし、ボイストレーニング教室を批判するつもりはありません。ボイトレ先生から指導をうけることは、手っ取り早くいろんな技量が学べて、自分の歌を回りに自慢できる上手さまで持っていくには、一番の近道であると思います。

ただし、そこには、ただただ、

歌がうまい

だけです。

ただうまい。もう一度言いますが、歌がうまい人は五万といるわけです。

歌がそこそこうまいだけじゃ、むしろ上手い人たちの中に埋もれてしまわれるだけだと僕自身は思いましたので、その方法は除外しました。

素人である僕がアドバイスするのは何なんですが、、

何か、自分だけの個性、武器、を見つけてください。

さて、これで、まだ未完成ではありますが、僕に武器の初期段階の形になりはじめたところで、実際の戦場に出て、実戦経験を得るための、ライブハウスのドアをくくる方法について次回お話いたします。

さようなら~♪


記事作成:2018.7.10
記事更新:2018.8.23


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SATORI's Music BAR

音楽全般に関して未経験者である僕が音楽活動で独自の音楽世界を創り上げる過程を綴ります

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