発想記号とボーカルの表現力
近代にはさまざまなボーカルの歌唱法が確立されつつありますが、そんなテクニックを使う前に、歌(うた)うことの原点はやはり謳(うた)うことであるのだと思います。
音楽の演奏記号の中で、発想記号という用語があります。
楽譜の中で以下の発想記号通りに私は果たして歌う事ができるのだろうか再三考えさせるのでした、時には激しく、時には活気に満ちて、時には情熱的に、、、これらの表現を使い分けて歌えているのだろうか…否、実際にどうのように表現したら、これらの感情を相手に伝えることができるのやら、宿題であります。
みなさんは、以下の表現時には、どのように歌っているんだと、自分なりに決めた歌唱スタイルを確立されているのでしょうか。
- agitato(アジタート)➡激しく
- Alla Marcia(アッラ・マルチャ)➡行進曲風に
- amabile(アマービレ)➡愛らしく
- animato(アニマート)➡活気に満ちて
- appassionato(アパッシオナート)➡熱情的に
- brillante(ブリッランテ)➡華やかに
- calando(カランド)➡和らいで
- calmato(カルマート)➡静かに
- cantabile(カンタービレ)➡歌うように
- capriccioso(カプリチョーソ)➡気まぐれに
- comodo(コモド)➡気楽に
- con anima(コン・アニマ)➡魂をこめて
- con brio(コン・ブリオ)➡活気をもって
- con fuoco(コン・フオーコ)➡燃えるように
- con moto(コン・モート)➡動きを付けて
- dolce(ドルチェ)➡柔和に、柔らかく
- energico(エネルジコ)➡力強く
- espressivo(エスプレッシーヴォ)➡表情豊かに
- giocoso(ジョコーソ)➡おどけて、楽しげに
- grandioso(グランディオーソ)➡壮大に
- grazioso(グラツィオーソ )➡優美に
- lamentabile(ラメンタービレ)➡哀れに
- legato(レガート)➡滑らかに
- leggero(レジェロ)➡軽く
- maestoso(マエストーソ)➡荘厳に
- marcato(マルカート)➡はっきりと
- pesante(ペザンテ)➡重々しく
- risoluto(リゾルート)➡決然と
- scherzando(スケルツァンド)➡おどけて
- sostenuto(ソステヌート)➡音を保持して
- spiritoso (ピリトーゾ)➡精神を込めて
- tranquillo(トランクィッロ)➡静かに
- vivace(ヴィヴァーチェ)➡元気に機敏に
- vivo(ヴィーヴォ )➡活力に満ちて
記事作成:2018.9.10
記事更新:2018.9.10
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ドビュッシーが自作で教える歌唱法
クロード・アシル・ドビュッシー(Claude Achille Debussy, 1862年8月22日 - 1918年3月25日)は、フランスの作曲家。長音階・短音階以外の旋法と、機能和声にとらわれない自由な和声法などを用いて独自の作曲を実行し、その伝統から外れた音階と半音階の用い方から19世紀後半から20世紀初頭にかけて最も影響力を持った作曲家である。
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