仮のダミーファイルが欲しい時のLinuxコマンド
ちょことしたメモ程度でありますが、ファイルの中身は関係なく仮のファイルが欲しいときによく使うLinuxコマンドとして、
$ touch ファイル名
結果例:
$ touch poi.txt
$ ls -la poi.txt
-rw-r--r-- root root 0 2018-10-16 19:18 poi.txt
を良く使っておりました。
上記のようなデフォルト指定以外にもいろいろと便利なオプションも沢山ありまして、一度メモってみることにしました。
touchコマンドのオプション
オプション -d(オプション--date=STRING)
日時を指定する
$ touch -d 日付 ファイル名
例:
$ touch -d "2018-10-16 20:30" poi.dat
オプション -c(オプション--no-create)
ファイルを新規作成しない
$ touch -c ファイル名
$ touch -c poi.dat
※poi.datがあれば日付が更新されるが、なかったら新規作成しない
オプション -r(オプション--reference=FILE)
他のファイルのタイムスタンプに合わせる
$ touch -r 既存のファイル名 対象ファイル名
$ touch -r poi1.dat poi2.dat
※タイムスタンプだけを上書きする昨日である、使う場面ある?
オプション -m
ctimeのみを変更する
$ touch -m 対象ファイル名
$ touch -m poi.dat
※使う場面が思い浮かばないため、説明省略
touchにはできない機能ではあるが、時には、
特定サイズのダミーファイルを作りたい
ときがあります。
たとえば、10MBytesの仮のファイルを作成したい場合は、ddコマンドを利用すれば簡単に作成できます。
$ dd if=/dev/zero of=ファイル名 bs=1M count=10
$ dd if=/dev/zero of=poi.dat bs=1M count=10
$ ls -l poi.dat-rw-r--r-- root root 10485760 2018-10-16 19:18 poi.txt
※「/dev/zero」として「\0」文字(null)を読み込み、ブロックサイズ(bs=)に処理単位、
countで処理回数を指定すればいい。
簡単ではありますが、とりあえず、この二つを覚えておけば、仮のダミーファイルが必要なときに使えるので楽チンであります。
忘れないようにメモっときます。
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