不摂生が原因で病気の医療費について…
不摂生ねぇ、、その基準はなんなんでしょうかね。
人生、健康が第一です。
いきなりタイトルと別の話をすることになりますが、最近は、病気などにより体調を崩した場合、食べるのではなく、食べないことが回復が早いという説が有力になっており、テレビでもそのような情報番組を取り上げたりしています。
しかし、果たしてそれは本当にそうなのでしょうか。
食べないことのメリットが沢山あり、
それは事実だと思います。
現代人の過剰な栄養摂取によるいろいろな不具合に警鐘を鳴らす意味で食べないことによるメリットを強調することはいいと思いますが、現代の人間社会における、特に7割以上を占める中下位層以下の人たちの生活に当てはまるでしょうかね。
動物は病気になると食べずにじっとして直すんだそうで、それが自然な行動であるといいます。まあ、動物は病気になると狩りができないし休むしかありません。完全休みモードに入ると治りも早くなり、また狩りや食べ物を取るができるようになります。
しかし、人間社会でちょっと具合が悪くて自由に会社を休められる中下位層以下の人たちは
どれほどいるのでしょうか。
動物と違い、彼らは病気になっても働かざるを得ない場合が多いですし、病気はさらに悪化するか直りも遅くなります。
一昨日のニュースで、
○○さんは23日の閣議後の記者会見で、不摂生が理由で病気になった人の医療費を
健康のために努力している人が負担するのは「あほらしい」と指摘した~
言わなくてもだれなのかわかる人のコメントでした。
しかし、いかにも世の中の3割以内に入っている人の発想だと残念に思いました。
正直、健康のために努力できる環境にいる人は、経済的に余裕のある人が大半です。
それは社会活動において自らの意思でストレスコントールができる立場の人たちの贅沢です。ブラックな企業で働いている人々、いくら働いてもちっとも余裕ができない低賃金で生活している人々、体調が悪くても仕事をしなければならなく、体調不良でストレスはさらに加重され、仕事後も交感神経と副交感神経の切り替えがうまく行かないケースがほとんどです。
交感神経と副交感神経の切り替えがうまく行かないのは体質のこともありますが、それならなおさら、たくさんの休憩が必要な人たちです。
※僕も自律神経失調傾向があるので休むことが上手くできないのでいつも苦労します。
病気に打ち勝つために休む必要があり、それは即ち、限られた時間の中で日常や仕事中の交感神経優位モードからリラックスできる副交感神経優位モードへいち早く切り替えねばならないということです。
不摂生と一言でいうけれど、動物も人間も自然として環境に適応していく生き物なのです。
自分たちが置かれた環境のなかで自然と自分にとって最適な行動をとるようになっています。
食べる飲むという行為は、副交感神経を強制的に働かせる役割をしているのです。
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食べる
↓
副交感神経が消化器系を動かす
↓
副交感神経が働くのでリラックスする
↓
副交感神経が強く働くと眠たくなる
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これはどんな生物においても、無条件反射的な機能なのです。
つまり食べる行為は、日常において(特に体調が悪い時)イライラしていた状態から、半強制的にリラックスモードへ切り替えることで、短い時間で最大限の休息をとるがための行動でもあります。
食べないことで早く病気を治す説によれば、臓器を休めることも大事といいますが、確かにそれも正しいのです。
しかし、食べずに神経を休めることができないまま、次の日も次の日も次々と仕事に取り掛からねばならない状態よりは、食べるほうがはるかにマシな方法だと僕は思います。
どっちのリスクをとるかは結局本人次第です。
そう、一日をきつい仕事で頑張っている人こそ、一日の終わりを食べたり飲んだりしてリラックスしていて、そんなギリギリの生活をいらっしゃるわけです。
これを「不摂生」というべきかどうかは、、はて、、、上位3割の人には理解不能でしょうかね。もちろん、そうじゃない人もいるでしょうけど、ゆとりもあるのに単に「不摂生」で健康を害した人はどれほどでしょう。上記ニュースは、そんな一部の例外的な人のことを指していった言葉だったのでしょうかね。
それならそれで納得は行きますが。。。
僕も忙しいときに体調を崩すことが多く、その場合、沢山食べるようになります。
ここ1週間の体調不良のせいで2ヶ月間のダイエット生活の頑張りが全部ゼロになりました。
ほんとうにがっくりです。
また健康のために頑張らねば、いずれ医療保険が適用されなくなっては困る(笑)。
記事作成:2018.10.26
記事更新:2018.10.26
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1コメント
2019.02.06 05:32