楽器の音域、声の音域
え~と、素人の音楽理論の時間、記念すべきその最初の書き込みです。
学生のごろ音楽授業をさぼったせいで、辛うじてドレミファはわかっているつもりでも、実際は音譜もよめないし、ギターやピアノで登場するコードのことも、何それ的な(^^;
しかし、そんな僕でも耳にした歌なら、カラオケではメロディに声を乗せて何となく歌えられる、おそらく皆さんも当たり前的な事かもしれません。しかし、弾けない楽器なら絶対にそうはならないでしょう。
歌なら、この何となくできてしまうから、極めるのをむしろ難しくしてしまうのではないかと思います。
昇華とは、誰にでもできることを、誰にも真似できないレベルまで成し遂げること。
音と周波数についての説明は今度イメージ図を使いながら別の記事としてまとめるとし、
まず、言葉だけで簡単に説明します。
物が動くと、見えないけれど自然と空気が水のように波紋を起こすのであります。
この空気の波紋がゆっくりと1秒に1回波打つことを1ヘルツと定義されています。
しかし、こんなゆっくりとした声は聞こえません、人が聞くことができる波紋の周期(周波数)は、20ヘルツ~20,000ヘルツの間であり、これより低い音も高い音も聞こえないのであります(個人的な差あり)。
(※波の周期(ヘルツ)は音の高さ、音の大きさは波の高低さ(大きさ)である)
88鍵盤のピアノを例に比較してみると、
・コントラバスが3(A0:lowlowA)~35(G3:mid1G)で、2オクターブ+11音
・ギターが32(E3:mid1E)~75(B6:hihihiB)で、3オクターブ+8音
・バイオリンが35(G3:mid1G)~76(C7:hihihiC)、3オクターブ+6音
それに反し、
・男の声は23(G2:lowG)~49(A4:hiA)、2オクターブ+3音
・女の声は35(G3:mid1G)~61(A5:hihiA)、2オクターブ+3音
であり、奏でられる音域は他の楽器より若干狭いかもくらいで見事な楽器の一つとも言えます。
ちなみに、男の最高音として上記に表記したhiAの音は、レミオロメンの粉雪で「こなぁ~雪」という最高音の部分の音であるとイメージするとわかりやすいかもしれません。
あくまでも男性と女性の一般的なボーカルの音域であるという意味で、実際はこれよりどんでもなく高い声を出す人もいる、、、しかし、ピアノの鍵盤が88個だろうが、127個だろうが、ピアノの前に座っている人間の実力次第で奏でられる音楽は天と地の差があるのは事実です。そして、いくら低音や高音が出せる楽器だとしても、安ちぃ音しが出せない楽器なら、いくらプロのピアニストが演奏するにしても、その演奏は安ちく聴こえるかもしれない。
しかし、、、まったく同じ能力の有能なピアニストに、まったく同じくらいの素晴らしい音のでる楽器を与えるとしたら、32鍵盤のメロディカーよりは、88鍵盤以上があるグランドピアノで演奏してほしいのであります。
つまり、歌う者、二人の自分を同時に育てる必要があると僕は思うのであります。
「楽器としての自分」と「演奏者として自分」
どちらも大事なのに、ある者は今持っている音域で、素晴らしい演奏をする実力こそが重要だとばかり謳っている人、ある者は、持っている音域が狭すぎても話しにもならないから、ボイストレーニングを楽器としての性能に重点を置いて教えようとする人。このどちらかのタイプ部に別れている気がしてならないであります。
やるんなら、同時にやれ!
今日は、ここまで、また今度。
記事作成:2018.7.14
記事更新:2018.9.3
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1コメント
2024.06.16 13:32