スキャットマン・ジョン(Scatman John)
あなたはスキャットマン・ジョン(Scatman John)というミュージシャンをご存知でしょうか。
本名、ジョン・ポール・ラーキン(John Paul Larkin)、1942年3月13日 - 1999年12月3日、
アメリカ合衆国カリフォルニア州エルモンテ出身のミュージシャン
彼はなんと52歳で歌手としてメジャーCDデビューした稀に見る遅咲きの歌手です。
日本でも1996年「日本ゴールドディスク大賞」を受賞し、彼のCD『スキャットマンズ ワルド』は、日本やヨーロッパ諸国など全世界で600万枚以上の売り上げを記録し、各国のチャートでNo.1を飾ることになりました、、、が、その数年後に肺がんでなくなっております。
なんて花火のように一瞬で輝いた人生だったのだろう・・・
実は、音楽理論で彼の話を持ってきた理由は、
彼自身、幼い頃から吃音症という発達障害をもつ障害者であったことです。
※吃音症(きつおんしょう)とは、言葉が円滑に話せない疾病、または障害である。
そうです、幼い頃から他人と円滑に話せない状態で、歌手として大成功をした人物なんです。
彼が得意とするスキャット(Scat)とは、主にジャズなどで使われる歌唱法で、言葉のない音、たとえば「ダバダバ・ドゥビドゥビ・パヤパヤ」のような音をメロディーにあわせて即興的(アドリブ)に歌うことを言います。
彼は、彼の障害である吃音症を逆手にとって、この(喋らなくてもいい)スキャット歌唱法と、古いヒンドゥー教の喉で歌う歌唱法(1回に4つ近く音の調子を変えるという珍しい歌唱法)を取り入れた、『テクノスキャット』という新しいジャンルをこの世に編み出したのです。
おそらく、1990年代を音楽と生きてきた人なら彼の歌をご存知な方が沢山いらっしゃると思います。
今日は自分も彼の歌を聴きながらスキャットしながら会社へ出勤しようと思います。
もしよろしかった久々に彼のスキャットを聴きながら目の前の小さい障害などは蹴っ飛ばしましょう。
もし、音痴で悩んでいる方がいるのなら、問いたいですが、
あなたはボイトレ教室へ行き、矯正してもらって人並みに歌いたい派?
それとも、
自分の音痴を自分の個性として開花させ、この世に新ジャンルを生み出し、でっぺん取りたい派?
選択は結局、自分次第なのです。
記事作成:2018.8.3
記事更新:2018.8.22
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