ボーカルエフェクターとは
昨日のライブ( Iwoo NOGATA 2018.8.19 ゆかたびら )で共演したアーティスト(板東静さん)が以下のような装置をマイクスタンドに取り付けて、不思議でとても魅力的なサウンドを披露してくださいました(ライブ詳細は、「ライブレポ 2018.8.19」を参照してください)。
いわゆる、「ボーカルエフェクター」という機器だそうです。
自分で出した音にエフェクトをかけて、それをビートボックスのように出力させて、その上に自分の声を重ねて、ボーカルだけでも見事に演奏と歌を両立させた音楽として消化させることも可能であることをみせて頂きました。
早速、僕のAmazonアカウントのほしいものリストに登録して、買う前にいろいろ使い方について調査をし、それをまとめたいと思います。
僕、ギターも弾けないのですが、以前、衝動買いで入門用のエレキーを1台買っておりますが、エレキギター用のエフェクターのボーカルバージョンとも言うものなんでしょうかね。
ざっくりすぎる表現かも知れませんが、イメージとしてはそれくらいが妥当なような気がします。実際に何ができるかと言うと、
- リバーブ
- ディレイ
- ディストーション
- コーラス
- フランジャー
- ピッチコレクト
- フレーズループ
ざっくりですが、上記のようなエフェクトをPAさんに頼らず、自前でコントロールすることができるようです。
僕のような初心者の方のために、上記のエフェクトをざっくり説明すると、
リバーブは、カラオケでよく使われるエコー的な効果に似ています。
ディレイは、言葉とおりに、声が遅れて重なってくるようなイメージで、リバーブ効果と似ている感じがしますが、実際に使ってみたほうがわかりやすいかもしれません。
ディストーションは、声をひずませてロックぽい感じの効果を出します。
コーラスも、その名のとおり、一人で歌ってハモる効果を出すことができます。
フランジャーは、ふわふわした感じの効果を出すそうです。
ピッチコレクトは、音程を強制的に正しいと思われる音程に補正し、Perfumeのようなエレクトロなサウンドに変え、いわゆるケロケロボイスを演出することができるようです。
後、フレーズループ機能ですが、これには昨日の板東静さんのライブでびっくりこげちゃいました。ヒューマンビートボックスのようなビート音や、その他の効果音をその場で口から出して、それを幾度も重ねて繰り返し、最後にそこに歌声を重ね上げることで、楽器なしで見事な音楽が出来上がりました。もちろん、それにはその他の熟練したプロの技があってこそのことでしょうが、ほんとうに目から鱗、ボーカルを極める上で新しい道筋のひとつが垣間見えた気がしました。
このボーカルエフェクターですが、種類としてざっくり分けると(今日はなぜかざっくり連発)、マルチタイプとコンパクトタイプに分かれるみたいです。
マルチタイプは、1つの装置で上記のような効果が一通りできる万能型で、コンパクトタイプはひとつの機能に特化して、リバーブ専用、ディレイ専用といった専門型と言えばいいでしょうか、ちなみに板東静さんが使ったタイプはマルチタイプの装置でした。
両タイプの長所と短所といえば、マルチタイプは1台で何でもできることが長所でもあり、逆を言えば、何でもできることはそれだけ操作が煩雑になりやすいことでしょうかね。コンパクトタイプの長所短所もその逆とも言えます。
なので、それぞれ短所を補完するためにマルチタイプには、事前にかけるエフェクト設定をプリセットする機能が備わっていて、前もって準備したプリセットを切り返しながら、操作の利便性の図っているようです。コンパクトタイプは、いろんな装置をそのまま数珠繋ぎでつなげていろんなエフェクトを簡単に重ねることができるようにしているようです。
コンパクトタイプはこだわりだすと、どんどんものが増えてしまいそうな気がして、僕のようなお父さんの小遣いでまかなうためには、最初の1台としては多少高価であっても、マルチタイプのほうがはるかに安価に済ませそうな気がします。
まあ、人によってはエフェクターの使用を実際の歌唱力を隠すことになると思って避ける人もいると思いますが、僕の場合は、今のところどこかのバンドのボーカルを担っているわけでもなく、僕自身の趣味活動としての音楽活動なので、こだわることなく自由にいろいろな挑戦をしていきたいと思う次第でございます。
歌唱力の部分や別として捕らえて鍛えるとし、自分の声を素材として音を産み出すこともとても気になるジャンルであると思います。なので、ボーカルエフェクターは必要なのかと問われたら、僕は、ボーカルエフェクターは必要でしょ!と答える気がします。
皆さんもどうでしょうか?一家に一台、ボーカルエフェクター(笑)
記事作成:2018.8.20
記事更新:2018.8.23
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