ハモリが上手な人の正体とは

昨日(2018.8.26 sunday)の事でありました。日曜の夕方、夕食と軽く晩酌を終えた後、ちょいと歌練習をしようと、いつものようにnanaで歌を録音し、自分の歌声分析用の材料つくりをしようとしました。

そこで見つけた音源が、nanaの人「matayuriさん」の

「もののけ姫 コラボ用下ハモ入り 原キー 米良美一」

でした。

「もののけ姫」はジブリの中でも大好きなアニメのひとつで、すでに何度も見たことがあり、米良美一氏が歌うもののけ姫も何回か聴いたことがあり、知っているつもりの歌でしたが、「下ハモ入り???」←これがとても気になって聴いたところ、

なんじゃこりゃ~?!たしかに、低音パートのハモリですけど、めっちゃ上手い。知っているもののけ姫のメロディではないはずなのに、よく聴いているともののけ姫にしか聴こえない、なぜ???、はてなマーク3つくらいが頭の中で光りました。

まず、僕の声が聴き苦しいかもしれませんが、裏でmatayuriさんの下ハモが聴けるので、僕の音源のリンクを以下に貼ってみました、ご確認ようにどうぞ。

今度matayuriさんから許諾を得たら、matayuriさんの下ハモだけ聴けるようリンクを貼ります。

ざっくりしすぎた表現になるかも知れませんが、僕のように音楽経験のない人にとってハモリといえば、カラオケで、女性が男性が歌う主旋律より少し高い声で添えて歌うことか、逆に男性が女性の主旋律に沿って少し低い声でサポートする感覚で歌うイメージくらいしかありません、すみません素人なもんでレベル低すぎて。

しかし、カラオケでもハモリがとても上手な人は確かにただ低い(高い)音で歌っているのではなく何かが違います。単純に主旋律から少し下(or上)の音程で歌っているだけではなく、所々一定間隔から離れた音を絶妙に入れてきます。それが不思議と心地よい和音として聴こえてきます。

そういえば、このハモリの原理を今まで一度も深く考えたことがありませんでした。

ということで、ハモリについて少し勉強をしてみました。まあ、昨日で今日の事ですので、概要を少しなめる程度の内容でしかありませんが、僕のような素人的には、目からうろ後、なるほど~!トリビア~ン♪的な発見でした。

まず、ハモリという言葉からある程度、その原理が推測可能だったはずなのに、気が付かず、悔しい~!、そう、ハモリという言葉は、英語のハーモニー(harmony)からきた和製英語らしいです。

音楽を構成する3要素といえば、

  • リズム
  • メロディ
  • ハーモニー

これくらいはさすがに、素人ミュージシャンの僕も知っている常識です。

ハーモニー(harmony)はつまり、和音のことです。

上記で僕が「それが不思議と心地よい和音として聴こえて…」と言った言葉はあながち間違ってない表現だったかもしれません。主旋律と和音を織り成すメロディを歌っていたので、心地よく聴こえたはずですね。

今まで僕は、カラオケでハモリ方がわからず、相手の主旋律から少し下か上の音(おそらく3度か5度)で歌おうと相手のメロディの音に気にしつつ一所懸命に歌ったりしましたが、この3度か5度の差がなんとなく和音になっていたからなんですね。このようなこと、学校で教えてくれました?僕の小学校、中学校の音楽筆記試験はそれほど悪くなかったはずでしたが、このような理論をまったく理解せずに試験を解いていた気がします。

しかし、ずっと3度下か上の音で歌っても、正直ちっとも面白くありません。むしろ、歌によっては、3度ずらしても和音にならないパートも出てきます。カラオケで友達と合唱する際にこの和音の入れ方が変だと、相手の主旋律も気持ち悪い音に変えてしまいます。

なので、僕のようにハモることに自信のない人は、ハモることをあきらめて、相手と同じ主旋律を声を小さくして歌うか、場合によってはオク下かオク上の音程で、つまり、同じメロディで歌っちゃっています。和音ではずすよりほよどマシかな(笑)。

つまり、僕なりの結論ですが、

ハモリが上手な人の正体は、メロディの中の一音一音に当てはまる最適な和音コードを瞬時に探し出すことができ、さらにその音を自在に声で出せる人ではないかと結論してみます。

ハモリが上手な人に直接聞いたわけではありませんが、おそらくかなり高確率で、ハモリ上手な人は何かしら上手に演奏できる楽器がひとつ以上あるのではないでしょうかね。特にコード演奏ができる楽器を。メロディに対するコード演奏が頭の中でできている人かなと思います。

まあ、全部思い込みかもしれませんが、楽器が上手な人がすべてハモリが上手かは断定できかねますが、その反対はなんとなく当てはまりそうな気がします。

楽器ひとつ弾けない僕がそのような境地に今から行くのは無理かもしれませんが、僕のように瞬時に和音コードが導けない場合は、事前に歌う曲の主旋律のコード付けを探し出しといて、コードの中の音だけで別のメロディをつくり、そのメロディを自分の主旋律のように暗記して、相手のメロディにあわせて歌う手段もありかもしれません。

趣味ではじめた音楽活動ですが、う~む、さすが何千年も続けてきた最古の学問のひとつにふさわしく、それだけ幅も広いし、奥も深し。。。

今度ハモリの付け方についてもさらなる調査をしてみたくなりました。

僕のような後学たちのために、参考になる助言など、どんどん送っていただけたら、まとめて周りの素人さんたちに広めます。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。


記事作成:2018.8.27
記事更新:2018.8.27

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SATORI's Music BAR

音楽全般に関して未経験者である僕が音楽活動で独自の音楽世界を創り上げる過程を綴ります

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