「ドレミファソラシド」の起源
大変失礼しました。前回、音階と音名について素人の立場としてなぜこんなに複雑か書きたかったですが、ほとんど余談ばかりして終わりました。
僕、素人なんですので、音階と音名の起源なんで、正直どうでもいいですが、どうしても、「ドレミファソラシド」と言ってたり、「C2~B2」と言ったり、それをまた「lowC~mid1B」と言ったり、紛らわしいちゃなりゃしない!ぷんぷん!
まあ、これじゃ納得がいかないので、自分なりに調べた結果で無理くり納得したことがあります。
まず、僕的には、「ドレミファソラシド」が先だったのではなかっただろうかと思っています。
これは、グレゴリオ聖歌の「ヨハネ讃歌」の歌詞の一部だそうです。
この音符と歌詞をみると、フランス語で「ut re mi fa sol la si=ドレミファソラシ」、要するに1000年以上前に存在していた、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の『ドレミの歌』じゃないんですか(個人的に笑いました、元祖があったじゃんと)。
つまり、これくらい昔だと紙も貴重だっただろうし、歌や音楽はほとんど口伝で伝承されてきたと思いますよ、しかも、聖歌だったでしょう。宣教師たち時折、修道院から街に行き、布教活動を行っていたはずだし、歌も教えていたはずです。
それで自然と、ドレミの音階と音名はこの世に広まっていたんじゃないかな~と。
しかし、そもそも口伝なので、地方や学派などによって音名と音階が微妙にずれていたのではないかと推測されます。それが、近代に来て、音楽の体系が学問として確立されようとしたときに、音階と音名がばらばらじゃ困ったと思った人がいたでしょうね。
それで世界基準ができたわけですが、その基準となったのがおそらく、これ。
そう、音叉を使ったと思います。ちょうど440Hzあたりの振動を起こす音叉を。
あ!周波数(振動)と音階については別の機会に書きたいと思いますので、次回に。
さて、この440Hzあたりの音とちょうど合致している音が、「ドレミファソラシド」の「ラ」でした。
それで440Hzを基準音と名前をつけたので、こいつが「A」になります。
「ラ=A」という紛らわしい図式ができ、「ドレミファソラシド=CDEFGABC」という、Cから始まる音名が誕生!したような・・・。まあ、この440Hzの「A」が4オクターブ目の「ラ」になるので、440Hzを「A4」と表記するそうです。1オクターブ下は、音の振動周期が半分になるので、220Hzは「A3」、1オクターブ上880Hzは「A5」になるわけです。
A~Gまでが、ラシドレミファソで、後ろの数字が、オクターブ単位の下のラ、上のラ、と言うわけです。
しかし、このオクターブ単位は、A基準のラシドレミファソではなく、C基準のドレミファソラシに妥協しているのですよね。だから、
「220Hz=A3」から、「440Hz=A4」までの道が以下のようになります。
220.00Hz=A3 (=mid2A)
246.94Hz=B3 (=mid2B)
261.53Hz=C4 (=mid2C)
293.66Hz=D4 (=mid2D)
329.63Hz=E4 (=mid2E)
349.23Hz=F4 (=mid2F)
392.00Hz=G4 (=mid2G)
440.00Hz=A4 (=hiA)
・・・
となります。が、midとかhiとかは、ちゃんと「A」が基準ですね。
ちなみに、hiを基準で表記すると以下になるそうです。
lowlow ← low ← mid1 ← mid2 ←hi → hihi →hihihi
音階と音名って、、中度半端な感はありますが、以上のような構成になっていて、以上のような由来があったんではないかと思う次第です。本当かどうかはわかりませんが(笑)。
記事作成:2018.7.15
記事更新:2018.8.23
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